WebサイトのリニューアルでVPSを1台用意することにした。
ここに作業メモを記す。
さくらインターネットのVPS
長年お世話になっているさくらインターネットのVPSを今回も使うことにした。
他社のVPSでも別にいいんだけど、下調べや違いに慣れる時間を節約するため。
会員ページにログイン
https://secure.sakura.ad.jp/auth/login
さくらVPSの物理的なサーバーセンターは日本に3か所あり
の中から選べる。
以前の記憶では北海道のリージョンが一番料金が安かったけど、2024年11月12日(火)現在は東京が一番安くなっていた。次いで大阪、最高値が北海道になっていた。
どうして東京を安売りしているのだろうか?
(推察)同一スペックのVPSなら安い方から売れていくはず。
多分最近東京のサーバーセンターを増強して余裕があるので、経営的には東京から埋めていきたいとか?
大阪と北海道はある程度空きが埋まっているなら、これ以上優先的にユーザーを詰め込む必要がないから。
同じ日本国内なら、それほど遅延時間を気にする必要もないだろうけど、少しでも自分に近い地域や自分のWebサイト閲覧者の住んでいる地域に近いリージョンを選んでおきたいので、今回はなぜか一番安い東京リージョンに申し込んでみることにする。
ブログを書きながら申込作業をやっていて、いざ申し込む段階になって気付いた!
安い料金は最初の1回目の支払いだけで、2回目以降は通常料金に戻る仕組みになっていた!
うっかり一番高い東京リージョンを選ぶところだったぜ!(高いと言っても月220円だけなのだが…)
今まで石狩リージョンを使っていたけど、別にWebサイトの表示に遅延を感じたことはないから、別に石狩でいいか?
初回の料金がセールで安くなっている東京リージョンではなく、通常料金が安い石狩リージョンに申し込んでみることにする。
料金は月払いか年払いか?
単純計算するならば、年払いの方が月払いよりもお得なんだけど、最初は月払いでも良いかもしれない。
あまり可能性はないけど、もしかして何かの事情で短期間でVPSを解約することもあるかもしれない。
最初の1、2か月は月払いにしておいて、継続的に利用しそうなら年払いに移行しても良いのではないか?と慎重派になってみる。
新規サービスのお申込み時に、
ご指定いただいた『支払い方法』『支払区分(年払/月払)』は変更できません。
次回のご請求から変更可能です。
最初に月払いを選択したら、1回目の請求までは支払い方法を変更できないとのこと。
2回目の請求以降で、支払い方法を変更できる→月払いから年払いに変更できる、ということらしい。
最初の1、2か月を様子見で月払いにして、VPSを解約する可能性がなさそうなら、月払いから年払いに変更してもOKと。
本日時点では、VPSの2Gコースで東京リージョンが
- 月額:1672円/月
- 年額:17424円/年 → 月額換算で1452円/月
となっていた。
1672円 - 1452円 = 220円で、年払いを選択すると1か月当たり220円安い計算になる。
万が一VPSが不要になった場合、17424をドブに捨てるぐらいなら220円を捨てる方が安い。
ゆえに最初は月払いでOKという判断に至った。
(自分では合理的だと思うけどケチくさいかも?笑)
(訂正)ここまで書いていて、料金の表記の引っ掛けに気付いた!
よく見ると「今なら初回請求」という文言に注目!
料金が安いのは最初の1回目の請求だけで、2回目以降の請求では通常料金に戻る!という意味だった!!!
安さに目がくらんで判断力が低下していた!(笑)
やっぱ石狩リージョンにするわ。悪いな、さくらインターネット!俺はケチなんだ!
サーバーの設定
さくらVPSの月払い料金表で「2Gコース」の「石狩リージョン」をクリックすると、次にサーバー設定という画面になった。
質問を埋めていくとサーバーの基本的な設定ができるようになっている。
Linuxから選ぶ
サーバーのプランを選択してください
- 毎月払い
- 2Gプラン → 月額1738円(CPU 仮想3Core、メモリー 2GB、SSD 100GB)
- ストレージを大容量 SSD 200GB にアップグレードする(変更手数料 2200円 初回1度のみ)
- リージョン → 石狩第1
- 購入代数 → 1台
サーバーの管理ユーザー情報を設定してください
- 管理ユーザー名 → ubuntu (デフォルトで固定)
- 管理ユーザーのパスワード → 自分で入力したパスワードを使う パスワードは「8文字以上32文字以下」「半角英字・半角数字・半角記号_=+.,-のうち、2種類以上の組み合わせ」で入力してください。
- SSHキー設定 (任意) → 公開鍵をインストールする
- 公開鍵をコピーして貼り付けてください。 → OpenSSH用の公開鍵をペーストする
(参考)OpenSSH接続用の公開鍵の作り方
支払い方法と確認
クレジットカードの情報を登録する。
各種の注意事項、契約内容や規約を確認して「同意する」ボタンをクリックする。
しばらく待つと「サーバー追加完了」となる。
パケットフィルターの設定情報
デフォルトではSSH接続(TCPでポート22番を使用)ができるように以下のようなフィルタリングの設定になっていた。
以下のような注意事項も表示された。
- パケットフィルターの設定は、コントロールパネルの各サーバーページから確認・変更ができます。
- 標準で SSH がご利用可能な設定です。
- エフェメラルポート TCP/UDP 32768-65535番ポート、NTP UDP 123番ポート、IPv6通信、ICMP、フラグメントパケットはすべて許可されます。詳しくはパケットフィルターのマニュアルをご確認ください。
とりあえずこんな流れで、さくらインターネットのVPSを1台用意できた。
またVPSを用意する機会があれば、このメモを読み返して作業手順や注意事項を思い出したい。